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去る6月1日に発生した小学校における児童殺害事件は、学校の中で同じ学級の子どもが加害者と被害者になるという、まことに痛ましいものであり、大きな驚きと強い衝撃を受けています。保護者や関係者の心情を察すると胸が締めつけられる思いであります。ここに謹んで哀悼の意を表します。このような痛ましい事件の再発を何としても防止しなくてはなりません。本会としては、これまでも「命を大切にする教育の充実」、「心の教育を重視した学校経営の推進」や「よりよい人間関係づくりの推進」などを訴えてきましたが、もう一度これらを確認するとともに、以下の視点で子どもたちの心の教育と安全確保の指導の徹底を図っていく必要があると考えています。
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記 | ||||
1 子ども一人一人を見守り見抜く目をもった対応の推進 2 子どもについての情報を共有し、全校で指導に当たる学校経営の推進 3 子どもの思いや願いの実現に向けた相談体制づくりの推進 4 校内の諸施設等の活用や子どもの活動状況を視野に入れた指導の充実 5 校内の危険物の保管・管理の徹底 6 インターネットにかかわるコミュニケーションの指導の充実 7 家庭・地域社会および関係機関とのネットワークづくりの推進 |