TOP全国大会第59回岡山大会 [分科会・分散会の趣旨
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◇第7分科会◇
第7分科会   学校・家庭・地域社会の連携

 研究課題  学校・家庭・地域社会が共にかかわり合う新しい学校づくり
分科会の趣旨
研究の視点

 高度経済成長を経て物質的には豊かになった反面,子供を取り巻く環境は必ずしも望ましい状況にあるとは言い難い。人間関係の希薄化,少子高齢化に加え,家庭や地域社会の教育力の低下等も課題となるなど,現代社会は多様かつ複雑化している。
 しかし,学校が子供の教育の多くを抱え込む時代は終わり,家庭・地域社会がそれぞれの教育機能を有効に発揮して,学校と共に,子供の生きる力を育むことが求められる時代となっている。
 何もかもが学校の責任であったり,家庭や地域に責任転嫁したりするという姿勢ではなく,期待と信頼に応え得る学校づくりを実現するため,家庭や地域社会のもつ教育力と特性を存分に発揮して相互にかかわり合うことが必要不可欠である。お互いの良さを生かすことが,相乗効果を生み出し,子供の「人間力」を高めていくことにつながると考えるからである。
 そして,このような真に効果的なかかわり合いが行われることで,学校は本来行うべき教育活動の推進と研究に専念できるのである。
 本分科会では,学校と家庭・地域社会がそれぞれの役割と責任を明確にし,子供の健やかな成長を目指して,より組織的に連携を進めながら学校が期待する家庭や地域社会との協働について,また,学校が家庭・地域社会と共にかかわり合う中で,家庭や地域社会の教育力が効果的に発揮され,学校本来の教育活動が推進される新しい学校づくりについて,校長の描く明確なビジョンや具体的な方策を明らかにする。

 
 健やかな成長を目指す学校・家庭・地域社会の協働
  21世紀をたくましく生きぬく子供たちの育成のため,学校は本来の授業づくりに専念し,確かな学力と豊かな心を育成するという教育機能を果たすべきである。
 ところが現在の学校は,子供を取り巻く課題の解決や対応に多くの力を費やさなければならない状況にある。
 そこで,学校,家庭と地域社会が本来もっているそれぞれの教育力と特性を十分に分析し,独自の有意義な機能を組織的に働きかけ合うことにより,また相互にかかわり合うことにより,子供たちが自らの夢に向かって確かな目標をしっかりともてるようになることを再認識する必要がある。
 真の協働を推進するための校長の役割・指導性を究明する。

 家庭・地域社会の教育力を生かした新しい学校づくり
  子供たちを取り巻く地域社会の中には,多種多様の専門技能や知恵をもった人々が暮らしている。
 子供たちの実体験が不足していると言われる現在,子供の学習内容や体験を深めたり,人間的な視野を広げたりするために,地域人材は貴重である。
 人材有効活用等の家庭・地域社会の教育力を中核に据えた新しい学校づくりの推進について,校長の役割・指導性を究明する。
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