TOP全国大会第59回岡山大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

第6分科会 健康・安全教育

 【研究課題】 たくましく生きぬく心と体を育む健康・安全教育の推進
 【研究の視点@】 心身の健やかな成長を図る健康教育の推進
 <研究発表> 健康教育の推進に食の安全・環境問題の視点を導入して
           −食の安全・環境問題の学びから健康教育を充実する−
沖縄県那覇市立宇栄原小学校  横山 芳春
<発表概要>

 宇栄原小学校は、教育目標「1000のこどもに1000の可能性」を実現するために、@授業中心の学校づくり A環境教育の推進 B安全・安心・自由な環境づくり、を具体的に実践している。さて、今回の発表は「健康教育」についてである。そこで、本校の教育目標実現の営みの中で、「健康教育」がどのように実践されているかを発表していきたい。 
 具体的には、平成16年度からNPOの協力のもと、健康教育を内包した環境教育を実践している。NPOが本校で実施ししているプログラムには、児童の健康に関わる内容がとても多い。有機無農薬農業から学ぶ食の安全、資源循環型豚育成プロジェクットから学ぶ安全な豚肉生産、フードマイレージから学ぶ残存農薬の問題、持続可能なエネルギーから学ぶ地球温暖化の問題など、食やエネルギー問題を通して児童が健康問題について学ぶことができている。発表では、“健康教育に環境問題の視点がいかに重要であるか”、を明らかにすることを試みる。また、本校では、安全教育において沖縄CAPセンターの協力を得ている。その成果も、情報提供の一環として発表したい。
<校長としての取り組みの主なこと>

 「1000のこどもに1000の可能性」。すべての子どもの可能性を開くために、校長として、次のようなことに取り組んでいる。
 @ ビジョンをつくること。ビジョンを実現していく合意形成。
 A人的資源の活用(NPO等)。
 B資金集め。
 
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