TOP全連小の主張宣言文第59回岡山大会宣言文
 各県校長会
 全連小の主張

第59回岡山大会宣言文

大 会 宣 言

 全国連合小学校長会は、結成以来小学校教育の推進のため、真摯な研究と実践に努め、着実に成果を上げてきた。
 21世紀の今日、時代の要請と国民の信託に応え、新しい時代の義務教育を創造していく視点から、第54回北海道大会より、大会主題「新しい時代を拓き、国際社会を主体的に生きる心豊かな日本人の育成を目指す小学校教育の推進」を掲げて研究と実践を重ね、開かれた学校づくりの推進やマネジメントの考え方を生かした学校経営等、多くの成果を上げてきたところである。岡山大会は、本大会主題の研究をまとめ、次期大会主題「新しい時代を拓き、心豊かにたくましく生きる日本人の育成を目指す小学校教育の推進」に発展させる大会である。
 今、社会は激動の時代を迎えている。この新しい時代を生きぬく子供には、社会がどのように変化しようとも心身ともに力強く未来を切り拓いていく力が必要である。
 そのためには、夢や目標を持ち続け、自然や社会、人、文化に積極的に働きかけて、自他を豊かにするともに、自己・他者・環境との「かかわり合い」を深め、共生社会の実現を目指す担い手としての子供を育てなければならない。また、教育改革が進められる中で、生きる力を実社会との関係でより具体化し発展させるために「人間力」の育成を目指す方向も示されており、主体性・自律性、自己と他者との関係、個人と社会の関係等にも目を向けながら、生きる力の更なる育成を目指していくことが重要である。
 私たち校長は、確かなビジョンを持ち、経営手腕を発揮して、岡山大会における副主題「未来に夢を抱き、かかわり合いを深めながら生きぬく子供の育成」に向けて、国民の信頼に応える小学校教育の推進に全力を傾注しなければならない。
 ここに、第59回全国連合小学校長会研究協議会岡山大会の総意に基づき、次の決意を表明し、その実現を期する。

一、 新しい時代を拓き、国際社会を主体的に生きる心豊かな日本人の育成
一、 未来に夢を抱き、かかわり合いを深めながら生きぬく子供の育成
一、 確かな学力の定着と向上を図り、個性を生かす創意ある教育課程の編成・実施・評価と改善
一、 道徳教育を中核に、命の尊厳を重視した心の教育の一層の充実
一、 学校の自主性・自律性の確立と家庭・地域社会との連携の促進
一、 安全で安心できる教育環境づくりの一層の推進
一、 校長自らの研鑽と教職員の資質・能力の向上を図る現職教育の充実
   
右、宣言する。

       平成19年11月9日
第59回全国連合小学校長会研究協議会岡山大会
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