4 特色ある学校の教育活動 
                   特色ある学校づくりの課題は、自校ならではの独自の教育活動をどう創りだしていくかである。子どもの実態、学校の実態、地域の実情に応じて、教育課程運用の弾力化を図り、具体的にどう展開していくかが、各学校における特色づくりの基本といえる。 
                   
                   八戸市小学校長会の研究2部会では、特色ある教育活動について、実践例から校長のかかわりを捉えてみた。 
                  (1)異年齢集団による触れ合いの教育活動(A小学校) 
                  
                     
                      | [1] | 
                      ねらい 
                         人間関係を深めるとともに、相互に協力して活動しようとする意欲を育てる。 | 
                     
                     
                      | [[2]] | 
                      具体的な教育活動の内容 
                        
                           
                            | ア | 
                             ふるさと探検トライフェステバル(特別活動) 
                               ほこ杉班(縦割り)の各対抗で、豊崎町内の指定ポイントを回り、豊崎町内のよい所を探しながら問題やゲームに挑戦する。 | 
                           
                           
                            | イ | 
                             ほこ杉っ子まつり(特別活動) 
                               体育館及び1,2年生の教室を使用し、ほこ杉班の各グループで、幼稚園の子どもも参加して、ワークショップ形式でいろいろゲームを工夫して互いに交流する。 | 
                           
                           
                            | ウ | 
                             藁草履づくり 
                               特別非常勤講師の指導を受けながら、5,6年生が藁縄や藁草履づくりを体験する。 | 
                           
                           
                            | エ | 
                             相撲大会(学校行事) 
                               七崎神社境内で、全員参加の相撲大会を行う。 小学校、中学校も参加し、土俵づくりから行う。準備から運営まで、地域ぐるみの取り組みである。 | 
                           
                         
                       | 
                     
                     
                      | [[3]] | 
                      校長のかかわり 
                         子どもの成長にとって必要と考えたことについては、職員の意見を十分に聞くとともに、校長の考えを理解してもらうよう説得する。また、運営にあたっては、幹部会(PTA役員会)や学校評議員を活 
                        用し、地域の人々の意見を聞くように努めている。 | 
                     
                   
                  (2)教科及び総合的な学習による学ぶ力を育成する学習活動(B小学校) 
                  
                     
                      | [1] | 
                       ねらい 
                          ねらい 学習活動が目標に沿ったものになっているか、児 童にねらった力がついているかを確かめるための評 価を工夫することで、 
                        学ぶ意欲をはぐくむとともに、 基礎・基本の定着を図り学力を保証する。  | 
                     
                     
                      | [2] | 
                        具体的な教育活動の内容 
                        
                           
                            | ア | 
                            日常の実践活動 
                               目標を明確にし、評価を指導に生かす。分かる できる授業をめざす。 | 
                           
                         
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